ブログ 2022.08.11

台風シーズンの前に屋根工事・点検をしておきましょう!

台風が最も多くやってくるのは7〜10月ごろ。夏から秋にかけては、弊社にも屋根被害を受けた方のご相談が多数よせられます。そのなかには「事前の対策で予防できたかもしれない」という被害も少なくありません。

大きな事故やケガにつながらないためにも、台風がくる前の対策がおすすめです。被害を受けてから大規模な補修をするよりも、被害を受けないための事前対策のほうが家計にもやさしいですよ。

今回は台風でよくある屋根被害と、事前にできる台風対策、台風後の対応策について詳しく解説していきます。

台風でよくある屋根被害は?

台風 屋根被害

台風がくると、まさに立っていられないほどの強い風が吹きます。実際に多いのは、次のような屋根被害です。

棟板金の飛散

台風で最も多いのが、強風で屋根の「棟板金」が飛ばされること!屋根の最も高いところに付いているので、風で飛ばされやすいのです。

外れた棟板金が下に落ちるだけでなく、数メートル飛ばされることもあるので非常に危険。人に当たってしまったり、近所の窓ガラスを割ってしまったりすることもあります。

瓦のズレ・飛散

台風で瓦が飛ばされている映像を見たことがある方も多いかもしれません。漆喰が劣化していたり、瓦にすきまができていたりすると、風を受けて飛ばされやすくなります。

また台風で窓ガラスが割れると、内部からの風圧で瓦が押し上げられてしまうこともあります。

屋根材の割れ・飛散

瓦屋根でなくても、屋根材自体が割れたり飛ばされたりすることはあります。

たとえば最近多いスレート屋根は衝撃に弱いので、他所からの飛来物で割れてしまうケースが少なくありません。破損したままにしておくと、強風にあおられて飛ばされてしまうことがあります。

雨樋の破損

雨樋(あまどい)とは、屋根の雨水を集めて地面まで運ぶ、筒状のような部材。台風で飛来物が当たって、雨樋が割れたり外れたりすることもあります。

雨樋は壊れたままになっていると、雨で外壁が汚れやすくなったり、雨漏りのリスクが高くなったりします。

【台風の前】事前の屋根工事・点検で被害を防ごう

台風で屋根が破損すると、周囲の人や物に危険が及ぶこともあります。被害にあう前に、できる限りの対策をしておきましょう。

雨戸やシャッターを閉める

窓ガラスが割れてしまうと、室内からの風圧で屋根が吹き飛んでしまうこともあります。台風が接近する前に、雨戸やシャッターは閉めて、物理的に窓をガードしておきましょう。

台風で飛ばされそうな物を片付ける

庭に置いている自転車・プランター・物干し竿などは、家の中や物置に片付けましょう。強風で飛んでいくと、屋根や窓ガラスにも被害が出る可能性があります。

事前に屋根工事をしておく

そして大切なことは、屋根自体に問題がある場合、事前にきちんと修理をしておくことです。屋根にひび・ズレ・歪みなどがあると、そこから大きな被害につながることがあります。少しでも気になることがあれば、ぜひ台風シーズンの前に業者に問い合わせをしてくださいね!

定期的な点検スパンを決めておく

屋根は目で見える範囲に問題がなくても、見えない部分が劣化しているケースは少なくありません。とくに不具合を感じていなくても、定期的に点検をうけましょう。

弊社のように、無料点検をおこなっている業者もあります!「台風シーズンの前に点検する」など、点検スパンを決めておくのもおすすめです。

【台風の後】屋根工事業者に連絡を

台風後 対応方法

どれだけ事前の対策をしていても、被害が避けられないケースはあります。台風が通過したら、次のような対応をしましょう。

屋根の上には絶対に登らない

台風後の屋根の上は、いつも以上に危険です。もし屋根材がズレていたり外れかかっていたりすると、足を滑らせて落下する危険がかなり高くなります。

台風通過後は突風の可能性もあるので、絶対に屋根には登らないようにしましょう。雨樋や屋根の端にある破風板などは、地上からも目視で確認できます。

破損した屋根には近づかない

台風後、家の周りに屋根瓦や棟板金が落ちていることも。自宅の屋根が破損している場合も、他所からの飛来物の場合もあるので、業者に連絡して確認してもらいましょう。

ただし被害が出ていそうな場合は、無理して屋根の周りを確認する必要はありません。必要屋根の破損状況によっては一気に落下せず、後から落下してくる可能性もあるので、破損している屋根には近づかないようにしましょう。

屋根工事業者の調査を受ける

台風のあと、屋根に近づいたり登ったりするのは非常に危険です。気になることがあれば、屋根工事業者に点検してもらいましょう。弊社では登れない状態の屋根でも、ドローンで空中から細かい調査を行っています。

またご近所では被害がでているのに、ご自宅は目に見えて被害が出ていないという場合もあるかもしれません。その場合は、周囲の状況が落ち着いてからでもいいので、点検を受けると安心です。

台風で屋根被害を受けないために…

屋根の破損は、放っておいて直るものではありません。

もし台風被害に遭われた場合は、迷わず屋根工事業者に連絡しましょう。

また大きな災害が発生した後は、被害に乗じた悪質業者も出てきがちです。

日頃から「いざというときに頼れる業者」を探しておくことも、大切な台風対策の一つになります。

最近、屋根点検を受けていないな…

そんな方は台風がやってくる前に、ぜひ屋根点検を受けておきましょう!


外壁塗装のきらめきペイントでは、屋根・外壁の無料点検を実施しております。

目に見える不具合がなくても、お気軽にお問い合わせください!

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